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今日は何だか懐かしい気持ち。
昨日は2時頃、下北沢での営業を終え、5時過ぎに起床し、肉体労働へ。そんなハードな一日だったので、こんな気分なのかもしれない。いろんな事を思い出す日だった。
今日は横浜の大きな病院が現場。ひと気のない横浜の日曜日の朝。一人の女性が歩いていた。気の強そうな女性。目的のはっきりとした歩き方。世に拗ねていそうな眼差しだが、なんだか寂しそうだ。昔知っていた女友達を思い出した。友人のパンクバンドでボーカルをしていた彼女は、行方不明になった。九州辺りの風俗店にいるだとか、そんな噂も耳にしたが、実際の所は私には分からない。惚れていたとか、そういった感情は抱いた事はないが、なんだろうか、或る意味で清々しい女だったと記憶している。
どこで何をしているのだろう。横浜で見かけた見知らぬ女性の歩く姿をみて、10年も思い出す事がなかった記憶が溢れてきた。

また、昨日は下北沢の営業に10年以上前、何度か一緒にライブをした事があるバンド仲間が訪ねてきてくれた。Facebookで再び繋がり、店の事を知り、わざわざ来てくれたのだ。彼もまた、バンドも続けているが、意外な事に料理の仕事に携わっていた。これからの付き合いがとても楽しみである。こんな事もあり、色々と思い出すのかもしれない。

今日は、スペイン、バスク地方にいた時に撮った写真を掲載した。
と言うのも、また意外な繋がりがあり、少々驚いたからだ。私の友人が去年九月、世田谷区池ノ上に『marmelo』という花屋をオープンした。マルメロとは、花梨に似た果実である。
そして、昨日、久しぶりに下北沢にある菜's kitchenまるを訪れた。すると業者から頂いたチラシをみせてくれたのだが、そこにはスペインのチーズとマルメロのジャムと書かれている。以前バスクのレストランでもチーズの上に置いて出していたあれだろうか?私もスーパーで買った事があるあれだろうか?
早速バスクに住む友人にメッセージを送ると、membrilloというマルメロのジャムだと教えてくれた。メンブリイヨという名前すら忘れていたが、マルメロで作られていたのも記憶に残っていなかった。ただ、花梨だか、杏だかで作られた羊羹みたいなもの、としか憶えていなかった。
早速、マルメロを何処かで入手出来ないものかと調べた所、秋田にその農家があった。春に収穫だというので早速注文。今年の春には自家製のメンブリイヨを作ろうと思う。また一つ楽しみが増えたようだ。
バルパキートで是非、queso y membrilloを試して頂きたい。
更に話を聞くと、長野の諏訪湖周辺にもマルメロは沢山あるらしい。この間名古屋遠征の帰りに寄った諏訪湖である。
こうして少しずつ少しずつ、自分で作るものが増えてくるのは実に楽しく、充実したものだ。
今朝、テレビに一人の料理人が出ており、買ったものをそのまま出すのなら、どこでも食べても一緒だ、というような事を言っていた。まさにその通りだ。美味かろうと不味かろうと、自分で作ったものを売りたい。やり過ぎれば料理人では無く、農家になってしまいそうであるが、それもまた一つの道である。

今週末からは本業である料理の仕事が立て続けにある。また新たなメニュー改革も目論んでいる最中。
どんどん広がっていくイメージが湧いてくる。いい兆しです。