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土曜日の夜は、仕事終わりにCafe Irunへ。前にも来た事があるのだが、土曜日の夜に来たのは初めて。ライブが行われていて、盛り上がっている。内装も丁寧に作り込まれていて、ごちゃごちゃしているようでスッキリとした、とても洒落たものだ。どこか誤摩化しの張りぼてのような内装ではない。古っぽく見えるように加工されたものでもない。どこか、そのままの姿。新しく、そしてどこか懐かしい。それが作り物の気がしないのだ。たかがフライヤー一つ取ってもいちいち格好いい。なんだか、私の大好きな『SOUL KITCHEN』を思い出した。倉庫のような場所をこうした店にしたような気もする。大きな通り沿い、そして町外れにあるこの店。『バグダッドカフェ』のようでもある。まるでサーカス小屋にでも来たような気持ちになる。そして、たまに本当にサーカスもやっているようだ。
こんな店がある国。とても豊かさを感じる。懐の広さを感じる。日本、こと東京では難しいだろう。こんな規模で店をやるのなら、莫大な家賃が掛かり、随分とビジネスライクになるだろうし、金持ちが道楽で儲けを考えずに始めたとしても、私の気持ちが安らぐような店には中々ならないだろう。
Cafe Irun。本当に素敵な店だ。
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もうあと残り一週間もきったところ。写真は、日曜日の賄い。ぷりぷりのムール貝とアロス・デ・クバナ。ALAMEDAの日曜日の定番の賄い。キューバ風ごはん、というものだ。私はこれが大好物である。私の心のバスクのソウルフード。それがキューバ風、というのも何だか面白いが。記念に一枚撮っておいた。これは日本に帰っても絶対に作るだろう。友達にも食べてもらいたい。私が異国のレストランの厨房で、毎日曜日、食べていた味だ。
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日曜日の夜。なんの食材も買っていなかった私は、近くのムール貝専門店に行こうと思ったのだが、運悪く閉まっていた。仕方なくマリーナの方まで行くのだが、何だか今日はバルでピンチョ、という気分ではない。歩いていると、一度、ここに来たばかりの時に入った事のあるバルが目に留まる。メニューを見ると3皿のコースが24ユーロ。うん、ここだな、と入ってみる。
取立てて洒落てもいない、本当に何気ない店。日本で言うなら、気兼ねなく入れる定食屋のような感じだろうか。
しかし、これがまた美味かった。赤ピーマンとバカラオのサラダ。バカラオのピルピル。タルタ・デ・トゥルファ。ピルピルは濃厚で量も多く、最後の方は少々くどかったが、サラダもポストレも本当に美味かった。思いがけずに良い食事が出来て大満足で散歩して帰る。
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さあ、もう来週だ。今日は、山に行く筈だったのだが、予定変更。旅の準備がまだだ。これから嫌というほど山に行くのに、その旅の準備をせずに、今、山に行ってる場合ではない。
予定通り、ほとんどの準備を終えた。もう一枚のゴアテックスも綺麗に手洗いし、撥水スプレーを施した。これまたちょうどよく、撥水スプレーを使い切った。
この間、私の使っていたSOTOのライターがもう不調になってしまった。なかなか火が点かないし、点いてもすぐに消えてしまう。何度も落としたせいで、部品の一部が欠けているのが原因だ。そこで、やはり壊れないものが一番、とジッポーを買った。いつものタバコ屋の兄ちゃんの所で。これは、良いヤツだぜー、なんて、まるで薬を売りつけられているかのようにジッポーを買った。
久しぶりに持つジッポー。得意の手捌きで、火を点けると友人が、おおー、と声を上げた。俺にもやらせろ、と奪い合う。なんだろうか、このライターは昔から、そんな力を持っている。

全てを終えて、気分の良い一日。今、スペインは夜の11時。ビールでも呑みながら映画でも観て、寝るとするか。そういえば、昨日観たのは『横道世之介』。いい映画でした。