今回は最後、衣装について。

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14. 衣装
Hoglofs Goretex Jacket
Montbell ストームクルーザーJacket
Patagonia Down sweater
Patagonia Better sweater
CW-X Generator サポートタイツ
Monbell ジオラインexp 上下
Black diamond グローブ
Patagonia/Smart wool ソックス
Kavu ハット
etc...

山などの旅をする場合、重ね着が基本である。
いろんな状況に応じて、着脱しやすい為である。このGoretexは一番上に着るもので、内側の熱を保温し、雨風を防ぐもの。所謂、新時代のレザージャケットである。

この黒いGoretexは、街中で着てても無難なものだ。所謂Goretexは派手な物が非常に多く、いかにもアウトドアという装いなので、随分探して、見つけたもの。
同じ黒でも、ジッパーの部分が赤だったり、中々統一色の物は少ない。
どんな時にも、これ一着で賄うつもりで購入。
これは2レイヤーの為、インナーが付いており、着心地も良く、3レイヤーのものより少し温かい気がする。脇の下にジッパーがあり、暑いときは熱を逃がせる。
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こちらはMontbellのGoretex。アウトドアの服として一番始めに買った物だ。こちらは3レイヤーで、非常にコンパクトになるので、予備として持っている。長旅でなければ持つ必要はない。

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Patagoniaのダウンセーターは、友人にアメリカで買ってきてもらったもの。
Patagoniaは日本では高いイメージがあるようだが、本国アメリカでは意外にも安価なものだ。
とは言ってもダウン、フリース共に決して安い物ではないが、対価としては十分な能力を持っている。
このダウンは、自身のポケットの中にすっぽりと入ってしまう、非常にコンパクトなもの。どんな天候時にもバックパックに入れておいて損はない。
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同じくPatagoniaのフリース。Rシリーズが、保温力は格段に上だろうが、スリムフィットで、それだけで外に出るには随分とまた、いかにもアウトドアという装いなので、こちらを購入。
外側の生地はニットで、フリースらしくない所が気に入っている。限りなく茶色に近い緑色。私は緑色が好きなようである。

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次に下に着るものはTシャツであるが、そちらは省略。速乾性のあるものが良いだろう。
そして、一番下に着るものは、このアンダーウェア。真冬の山行の為に買ったもので、この化繊のシリーズでは一番温かいもの。
もう一枚、Patagoniaの薄手のアンダーウェアも所持している。こちらは、夏場で暑くても、旅のときは必ず着用している。汗をかいても、一番肌に付く物がすぐに乾くので、不快に成らずに済む。
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長旅では足の疲労にも気をつけたいので、サポートタイツも用意した。また、アンダーウェアのパンツは一着しか持っていないので、その代用品と言う所だろうか。これは随分高価で、驚いたもの。ただ、一度膝を壊した経験があるので、大切な物だ。

アウター、インナー、アンダーウェア。この三点の着脱で、体温の調整を行う。
なるべく汗をかかないことが、疲労回復にも繋がるのだ。身体は、体温を調整するだけで、エネルギーを消耗する。ちょっとした事で、随分と体調に差が出るのだ。
少しでも、暑い、寒い、と感じたら、面倒くさがらず早めに着脱する。

それぞれが、軽量、コンパクトでなければならない。何故ならば持てないからだ。商品を厳選するのも、一つずつしか所持出来ない為である。価格ももちろん普通の服に比べ、幾分高価なものもあるが、それはブランドに関係なく、丈夫である事、温かい事など、自分の身体をしっかりと守ってくれる物を選ぶ必要があるのだ。
その中でもMontbellは、安価で優れたものを作っている、よいメーカーだと思う。
余談に成るが、海外に来て気付いた事。Patagoniaは、アメリカ人にとってMontbellのような存在なのではないだろうか。
また、ここスペインではQuechuaというフランスのメーカーがあり、随分と安価である。
輸出入が進んだ今日でも、他所の国の物を買うという事は、単純に本国で買うより高価で、贅沢なものなのである。

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ソックスはウールの物。非常に温かいし、靴擦れなども防いでくれるくらい厚手の物。
この他にくるぶしまでのSmart wool、薄手の安い靴下を2〜3枚所持。
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グローブはBlack diamondのもの。非常にグリップも良く、指先までゴム素材なので、外さずに細かい作業も出来る。
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日差しの強い地域では帽子は必需品。日焼けくらいと思っていても、一日中、外で暮らし、そしてその生活を1年近く続けるのだから、用心した方がいいだろう。小雨ならば、ジャケットのフードを被る事もない。
そして何と言っても私は帽子が好きなのだ。友人から貰ったニット帽は寒い時に。

この他、トレッキングパンツ2着、Goretexのパンツ1着、下着4着を所持。
これが、衣装の全てだ。

以上、私の所持する物の全てを紹介した。
あくまでも、長い旅をする、という事を想定して選んだ道具たちだ。
厳冬期の高山を旅する場合には、また違う装備も必要なことは言うまでもない。
だが、これだけで、随分いろんな場所で暮らせるのだ。
そして、これらの道具たちが、60Lのバックパック一つに入ってしまう。

今回は自転車の旅だが、バックパック一つで旅、というより暮らす事が出来ると知ってから、何かから解き放たれたような感覚を今もはっきりと憶えている。
自分一人だけで何処でもやっていける、という感覚。
それは、強さであり、優しさであり、自由への扉である。

秘密基地を作って遊んだ幼少期。なるべく、その基地で全ての事が行えるように、皆で道具を持ち寄ったものだ。
全ての事が行えるものをバックパックに詰め込んで旅に出る。
それは、もう既に始まっている、原点回帰の旅なのだ。