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この間の休みは勉強を兼ねて、サンセバスティアンにあるレストラン、Arbelaitazへ。
山の服しか持たない私だが、こういうレストランに入る為に、襟付きのシャツを買ったのだ。
日本でもこのようなレストランに入った事は、殆どない私にとって、とてもいい経験となった。

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Menu degustacionというフルコースを注文。肉は、美味いと聞いたコルデロに変更してもらった。
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これ以外にあと2皿あったのだが、元々、私は、店で飯を食う前に写真を撮ると言う行為が、非常に嫌なので、普段撮り慣れていないせいか、忘れてしまった。
喰った後に気付いて、一応撮ったのだが、掲載するような写真ではない。
今回は、勉強の為にきたので、きちんと写真を撮ってきた。

楽しい食事だった。いつもこういったレストランの裏側で料理しているのであるが、こうして席に座り、綺麗な皿に盛りつけられた料理を運んできてもらい、食事を楽しむのは全く別の事の様に思う。
少しずつ食べながら、ワインを楽しんだ。
確かにコルデロは、皮目がパリパリでとても美味しかった。しかし、どれかが特出して美味い、というよりはバランスが取れているものだ。いろんな味を、ワインと合わせ、ちょっとした旅をしたかのよう。
バルなどの料理と、こうしたレストランの料理は、どちらが上である、というものではなく、種類の違うもののように思う。
日本の居酒屋と料亭の違いと、やはりよく似たものである。
前者の方が美味いものも沢山ある。だが、こう言ったレストランは、コースで旅をするかのように楽しみたい。どれかがズバ抜けて美味いのも、いけない気がするのだ。
そういった意味では、素晴らしいレストランだった。
そしてまた、誰と食事をするか、は、誰と旅をするか、と同じくらい重要な事であると思う。今回は、職場の仲間達と楽しい食事だったが、家族や大切な人と食事をしたらば、また違う印象を受けるに違いない。
2時間も食事に時間をかけるなんて、と思っていたが、あっという間に2時間以上経っていた。
お客さんは、このように楽しんでいるのだな、と改めて思う事も多い。
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ワインを昼間から、一人で1本呑んでしまったのではないだろうか。

いろんな事が感じれた日だ。充実した一日だった。
昼間から食べ過ぎ、夜は何も食べずに寝た。

こんな過ごし方を何度も出来るわけではない。
しかし旅先でも、たまには襟付きのシャツに着替え、ユースホステルに荷物や自転車を預け、こんなレストランにも入ってみよう。
一人でレストランで食事した事などないし、そんなのも良いだろうと思う。
山から降りてきたばかりの男が一人、堂々とフルコースを食べる。
なんだか、いいじゃないか。

伸びっぱなしの髭と髪、擦り切れたブーツで、入れてもらえればの話だが。