IMG_3230

おとといの夜、仕事が決まったご褒美で、何かしようと思い、また日本人が営むバルへ行った。
コンチャ海岸を40分ほど歩く。ユースの近くのスリオラ海岸より、こっちの海岸の方が好きだ。
広いし、すこし落ち着いた雰囲気。スリオラは、波が高く、サーファーならば、こちらだ。
こちらのバルの基本的な営業時間が分からなく、行ってみると開けたばかりだった。
開いたばかりであった為、この間の女性と結構話す事が出来た。
下北沢のタパスタパスという店で何年も前に働いていたらしい。何とも奇遇な話だ。こんなスペインの僻地で、下北沢の話が出来るなんて。この店も、ちょうど八年を迎えるらしい。オープンが、minimalと一緒だったのだ。

いろんないい情報を入手した。
コックコートは、支給じゃないから買って行った方がいい、そして買える店の地図。旧市街のバルに行かずしてサンセバスティアンは語れない、と言う事と、おすすめのバルの地図。

とても助かった。
翌日、日曜日は旧市街へ。昼間から五軒のバルをハシゴ。言われたバルは全部行った。
確かに、他のバルとは格が違う。しかし、カウンターにピンチョスが並ぶスタイルのバルではなかったので、メニューがいまいち分からない。またも、たどたどしいスペイン語で、おすすめはどれだ、と聞いて素直にそれを注文すると、三品連続で、肉の塊を喰うはめになった。
そして、自分がいるユースあたりでは見る事のない、日本人がちらほら。さすがは日本人。抜け目ないぜ。ガイドブックにも載っているのだろう。
IMG_3233
IMG_3228
IMG_3229

腹一杯で、散歩していると、なんだか音楽が聞こえてくる。広場の隅で音楽会が開かれていた。なんだか可愛い音楽だ。ほろ酔いで、ニコニコ、終わると一緒になって手を叩いた。

そして今日。明日はいよいよ隣町に向かう。
コックコート、ズボンに靴。言われた通りの場所で購入。優しい女の子の店員が、靴のサイズを聞いてくる。うーん、なんて言えばいいのだろう、と困っていると、一つ靴を持ってきて、これを履いて、大きいか小さいか言って、と言う。しかし、彼女の持って来た靴がぴったりだった。

表へ出て歩いていると、見つけました見つけました。山道具屋さん。
IMG_3239
IMG_3240

入り口の取っ手がピッケルになっている。さすがはピレネーの近く。あって良かった。一応念のため、ガスを一缶、買っておいた。
その隣の店。多分、バルなのだが、よほどの山好きがやってるらしい。古ーい、オールドスタイルの山道具や服が飾られている。あいにく時間が早くてやっていないが、あとで時間があったら行ってみようと思う。
IMG_3241


このユースとも今日でお別れだ。
一週間、予約しておいたのだが、ぴったりだった。我ながら、タイミングのよさに驚いている。
この街は、何だろう。どこかと比べるのはナンセンスだが、私はどこか渋谷にいるような感覚である。
魔女の宅急便でキキがはじめに降り立った街の部分のような場所。ジジが別の街にしよう、この街は大きすぎるよ。と言いそうな場所だ。しかし、私にはジジがいない。
そして、ここは子供が多い。歳ですね。子供を見ると、さすがに涙腺が緩みます。

さあ、今はこちらはちょうど正午。早めのバル巡りと行きますか。
明日は、ジブリのラピュタや魔女の宅急便のパン屋の近くのような、街に行く。私はジブリが大好きなのである。