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山登りは素晴らしい。
今回は天気にも恵まれ、本当に清々しい登山になった。

今回は大倉口から登った。標高差1200mを三〜四時間程で登る、少々しんどいルートだ。初めて来た時、本当に疲れたのを覚えている。そして、頂上に着いた時の感動を覚えている。

あれから一年。一睡もせずに大倉から登った俺は、三時間きっかりで頂上に着き、ビールを一杯呑んでから、水場に水を汲みに行くくらい余裕を残していた。

一年。そんな期間で人はこうも変わるのだ。
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またも大好きな尊仏山荘に泊まる。落ち着く小屋だ。

今回はウチの店から手土産に焼酎を持って行った。前にご馳走になったお礼も込めて。

今日は、俺を含めて四人のお客さん。
一度お会いした酒を呑む為に山に登るという男性にも再会した。この小屋に初めて来た時にいた男の人だ。

もう一人は日帰りで帰るつもりが呑んでしまい、泊まることにしたという男性。

もう一人は山の写真を撮り続け、写真集を出すのだと言う70過ぎの男性。
半分買取すると言う厳しい条件らしい。

みんな頑張っているのだ。
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小屋のご主人ともう一人の男性、それに友人のジェイソン、あと、その三人の男性と夕方から酒を呑んだ。
不思議な、そして柔らかい夜だ。
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七時頃には床に着いた。何しろ寝ていないのだ。溶けるように寝た。
夜中の二時頃に目が覚め、外に出ると素晴らしい月夜に感動し、風もなく何だか暖かいので、バーナーなどを外に持って行き、湯を沸かし、コーヒーを淹れて、ろうそくに火をつけ、夜を満喫した。富士山と満月。そうそう見られる景色ではない。
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もう一度寝てから朝六時前に起床。
スープとラーメンを作って朝飯を済ませ、日の出を待ちながらビールを呑んだ。朝から贅沢な日だ。
写真家のお爺さんは三脚から離れない。
素晴らしい朝だ。

みんなより一足先に準備を済ませ、鍋割山に向かう。
歩いたことのないルート。
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山頂でコーヒーを飲み、麓を目指す。昼頃には、松田町の寄、という集落に到着。
何とも可愛らしい集落だ。
茶畑と可愛い風車がたくさんある。これが東京から近い所だとは到底思えない。すごく気に入った。
俺は田舎が好きだ。好きな田舎町を見つけるとどこか空き家ないかなーなんて思ってしまう。
好きな場所で好きな人と、何かを作って暮らす。いつかそんな生活をしてみたいものだ。
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新松田の駅に着いた。
ちょうどよく新宿行きが到着。
降りてきたら、久しぶりに煙草を買って一服しながら、山の余韻に浸ろうなどと思っていたが、すぐに電車に乗ってしまった。

これからちょっと用事も済ませに行こうと思うのだ。
昔、世話になった友人の見舞いにこの足で行く。山帰り、そのままの格好でちょいと築地辺りまで行ってくる。

今回の山旅はそこまでがセットだ。