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一昨日の駒沢公園。雨上がりで晴れ間が出てきて気持ちのいい午後だった。
落ち葉を見て更めて思う。夏のあの青々とした木々は、もうすっかり紅くなっている。
もう冬だ。

今日は呑み過ぎたのか、起きてから少しばかり調子が悪い。
何だか力が入らない。よく考えると昨日の昼からまともに飯を喰っていない事に気付いた。
よし、とばかりに近くのちゃんぽん屋へ。

いつも行く時は昼の2時過ぎ頃。今日はたまたま昼時真っ只中。
結構混んでいる。

何だか不思議な気持ちになった。

家族でやっているちゃんぽん屋。壁には雲仙普賢岳の写真。当たり前だが、長崎の家族なのだろう。

そこに作業服の男達などが、ちゃんぽんや皿うどんを喰っている。カウンターの中は
忙しそうだ。温かい湯気がずっと上がっている。

ここはもう九州なのだ。ふとそう思った。
そして、鉄や炭鉱がまだまだ元気だった時代にタイムスリップしたかの様な気持ちになった。

俺の親や肉親は皆、九州の人間だ。俺は愛知県で生まれたので、九州で育ったわけではない。
時代も違うし、もちろん経験した感覚ではない。
でかい現場の詰所で飯を喰っていた事はあるが、またその感じでもない。

ただ、何だかそんな気分になったのだ。すごく温かい感覚。
隣の男は美味い美味い、と言いながら皿うどんを喰っている。俺はちゃんぽんと明太子ご飯。
この中に若い頃の俺の爺さんがいるんじゃないだろうか、と思えてくるような不思議な感覚。すごく気持ちいい感覚だった。

言い方が失礼だが、変に美味過ぎない感じが逆に良いのだ。ちゃんぽんってこんなもんですよ、こういうもんですよ、と媚びていない感じすらする。

俺はどんどんこの店が好きになっている。
未だ店名を知らない、このちゃんぽん屋。いや、「長崎ちゃんぽん」が店名なのかもしれない。
何となく家に帰ってきたような、そんな店だ。

部屋に帰ってから、その温かい感覚に包まれたまま、何度となくうたた寝を繰り返しながら、ゴロゴロした。こんな日もいいものだ。
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さあ、今年もあと残りわずか。やりたい事、やらなきゃならない事、考えてみれば沢山だ。ユーモアとロマンスで乗り切ろう。

写真は、今度作る鉄の看板の図面。建築士のkenzo氏が綺麗に仕上げてくれた。
こうなると、何だかいよいよ出来るのだな、とワクワクしてくる。

来年の八周年の頃には出来上がっている事だろう。
いろんな時間が過ぎてゆくね。